前回が5月ですよ。今は8月ですよ。それも月末ってヤツですよ。9月が近いですよ。
いつまで止めてんだよ、こんちくしょう・・・!と誰か私を罵ってくださいm(__)m
しかも超短文です;;;そして話も進んでない;;;
本当に申し訳ありませんでしたm(__)m ぐーちゃん、まよたん。ご迷惑をおかけしました。
というわけで続きに超絶駄文置いて逃げさせていただきます・・・!
先に言い訳。王子出てません(´V`)
「あ…ごめんなさい」
「いいえ!こちらこそ、すみませんでした」
音楽室に向かう途中、人にぶつかって教科書を落としてしまった桜乃。慌てて拾うとぶつかった相手も手伝ってくれた。
顔をあげると見たことがない男子生徒だった。と言っても、青学は一学年の人数が多いので桜乃も全員知っているというわけではないが。
よく見ると真新しい学生服。襟には一年生の学年章がついていた。
「本当にすみませんでした」
男子生徒は桜乃に向かって頭を下げる。桜乃もつられて頭を下げた。
「可愛い子だったわね。一年生の割には背が高かったし」
「そう?」
桜乃の横で一部始終を見ていた朋香は、どこか楽しそうに笑っていた。
何か面白いこととかあったかな?と桜乃が首を傾げると、朋香は呆れたように溜息をついた。
「アンタってホント、鈍いわよねぇ…」
「鈍いって?」
「さっきの男の子。アンタに見惚れてたわよ」
「………ええ!!?」
朋香の言葉に一気に顔を真っ赤に染める桜乃。やれやれ…と朋香は肩を落とした。
「まぁ…リョーマ様に比べたらさっきの子なんてその辺の石っころと同じだけどね」
「と…朋ちゃん…!!」
桜乃は目を瞠り、そんなこと言ってはダメだとばかりに朋香の服を引っ張る。
朋香は桜乃に目を向けると、ニッコリ笑った。
「でも、桜乃だって思ってるでしょ?リョーマ様の方がカッコいいって」
「へ!?」
「思ってないの?」
「………お、思って…ま…す」
「アンタってホントウソつけないわよね」
朋香はクスクスと笑った。桜乃は顔を真っ赤にして俯く。
ちょっとイジワルしすぎたかしら…と思いながら、朋香は口を開いた。
「そんな素直で可愛い桜乃にいいこと教えてあげる」
「いいこと?」
なんだろう?と不思議そうに首を傾げる桜乃。
そんな桜乃に朋香はニッコリと微笑んで言った。
「なんと、私たちのクラスとリョーマ様のクラス。体育の時間は合同で授業受けるのよ!!」
その言葉に桜乃の顔がぱぁっと明るくなる。
リョーマがこの顔を見たら、すぐにでも告白するかも…なんて思いながら、朋香は「良かったわね」と桜乃に言う。
(でも取りあえず………)
朋香は桜乃に見えないように携帯を開く。メールの相手はカチロー。
新たなライバル出現よって教えて、あの自信たっぷりの王子様に焦ってもらわなきゃ。